滋賀県大津市O邸様にて外壁ウルトラナノポリマーシリコン樹脂塗料(耐候年数17年)の塗装工事です。
下塗り乾燥、中塗り・上塗り作業へと続きます。
下塗りで微弾性フィーラーを吹き付けの細部まで詰めて塗装しましたが
若干吹き付けに入っている寒水石の吸い込みが著しく吸い込んでしまいましたので更に寒水石に吸い込ませて外壁の強度を高めたいので中塗りを何時もより水で希釈して塗装していきます。

ところで、このスタッコの吹き付けに混入してある寒水石ですが
日本庭園などに使われている白い石と同じ物でこの石を細かく磨り潰して混入させる事で外壁の
ひび割れ(クラック)になり難くさせる為の強度を持たせる為の物ですが
劣化が進むとポロポロと落ちてしまう事がよくあります。
しかし、お塗り替えの時にこの寒水石にも塗料を吸い込ませる事が
元々の吹き付けの強度を復活させる事で外壁の塗り替えもより長持ちさせる事が出来ます。

寒水石が塗料を吸い込んで更に吹き付けの凹凸があるので
通常使用する材料の1・5倍の塗料が必要になります。

そして、上塗り作業です。
軒天井のジョイントを修繕しましたが問題無く補修跡も分からなくなりました。



中塗りが、シッカリ塗膜が形成されましたので上塗りはスイスイと進んでゆきました。



これで、上塗りは完了です。