京都の街並みに調和する外壁塗装色の選び方と長期的な劣化を防ぐ職人の視点
京都で外壁塗装の色を選ぶ時!!
まず最初に考えたいのは「街並みに合っているかどうか」です。
京都は歴史ある町家や神社仏閣が多く景観条例も厳しい地域が
多いため周囲の建物との調和がとても大切です。
たとえば、派手な原色や光沢の強い色は周囲から浮いてしまい
近隣とのトラブルの原因になることもあります。
実際、施工現場で「思っていたよりも目立ちすぎた」と後悔される
方も少なく有りません。
また、京都の気候も色選びに大きく関わってきます。
京都は夏は蒸し暑く、冬は底冷えするほど寒いという寒暖差の激しい地域です。
さらに、梅雨時期や秋の長雨など、湿気が多い季節もあります。
こうした気候条件は、外壁の塗膜にとってはなかなか厳しい環境です。
特に濃い色は紫外線の影響を受けやすく色あせやチョーキング(白い粉が浮き出る現象)
が目立ちやすい傾向があります。
逆に、淡い色は汚れが目立ちやすいというデメリットもある為
どちらを選ぶにしても一長一短です。
職人の立場から見ると、10年後、20年後を見据えた色選びがとても重要です。
ですので、正木建装ではよりイメージし易い様にこんな見本帳をお貸ししています
コレなら外に持ち出して太陽光での確認や夜間の色の確認も容易にして頂けます

その他に、例えばベージュやグレーといった中間色は色あせや汚れが目立ちにくく長期間に
わたって美観を保ちやすいです。
実際、京都市内の多くの住宅で採用されているのもこうした落ち着いた色味です。
さらに、外壁材の種類や既存の下地の状態によっても塗料の発色や耐久性が変わってくる為に
現場での判断が求められます。
よくある失敗例としては、「カタログで見た色と実際に塗った色が違う」というものが有ります。
これは、日光の当たり方や周囲の建物の色との兼ね合いで見え方が変わる為です。
職人としては、必ず実際の壁面に試し塗りをして時間帯や天候による見え方の違いを確認
することをおすすめしています。
特に京都のように四季がはっきりしている地域では季節によって光の加減が大きく
変わるため慎重な判断が必要です。
最後に、景観だけでなくメンテナンスのしやすさも考慮しておくと安心です。

たとえば、将来的に部分補修が必要になった時あまりにも特殊な色だと同じ色を
再現するのが難しくなります。
その点でも、自然な色味や定番色を選んでおくと長い目で見て後悔が少ないです。
京都という特別な環境だからこそ見た目の美しさだけでなく周囲との調和や将来のメンテナンス
まで見据えた色選びが大切だと現場で日々感じています。



