滋賀県草津市にてanonymous2様屋根無機塗料耐候年数20年外壁ウルトラSI耐候年数16年塗料での塗装工事です。
今回は、付帯物の塗装に2液性シリコン塗料を仕様していきます。
当社が付帯物で使用するシリコン塗料は紫外線に強く長期的に長持ちをして
耐候性はフッ素にも劣らなく何より密着性がかなり優れている塗料ですが
何よりも施工性に優れていて大変重宝している塗料なのです。
その前に、通風口の劣化を発見しましたので修理させて頂きます。

全体的の、Lボの通気口が全てダメな状態ですので
コチラは全て交換する事にします。


そして、手作りでこんな物を作ってみました。
Lボの通気口には奥の方に網状の筒が入っているのですが、何か虫の侵入が気になる。
と言う事でしたのでアルミを張り付けてステンレスの網戸の網を張り付けて制作させて頂きました。

その後ボンドで接着すれば復旧完成です。

その他に、窓手摺りのリベットが欠落していましたのでコチラも修繕します。

アンカの穴が大きくなってゴソゴソになっている部分は少しズラした所に新たに穴をあけて、新しい物を取り付けさせて頂きました。

そして、やっと付帯物の塗装が出来ます。

このシリコン塗料ですが
下地調整が出来ていたら下塗り無しでも凄く密着すると言う事でしたので
少し実験の為に試してみましたが!!
本当に剥離しませんでした。

補正ですが 何故最近2液性シリコン塗料を付帯物に使用するのかですが
外壁塗装って、どうしても壁ばかりに目がいきがちだけど、実は「付帯物」って呼ばれる部分もすごく大事なんです。たとえば、雨樋(あまどい)とか、破風板(はふいた)、軒天(のきてん)なんかがそれに当たるのですが、これらの部分も外観の印象を左右するし、家を守るうえで重要な役割を果たしてるんです。
だからこそ、正木建装ではこの付帯物にも手を抜かず、しっかりとした塗料選びをしてるんです。
で、よくあるのが「付帯物は壁と違って目立たないから、安い塗料でいいんじゃない?」っていう考え方。
でも、それって実は大きな間違い。付帯物って、意外と紫外線や雨風にさらされる時間が長いから、劣化しやすいんですよ。
だからこそ、耐久性の高い塗料を使うことが大事になってくる。そこで登場するのが「2液性シリコン塗料」ってわけです。
2液性って何?って思うかもしれないけど、簡単に言うと、主剤と硬化剤の2つを混ぜて使うタイプの塗料のこと。これが1液性の塗料と比べて、圧倒的に耐久性が高いのです。
混ぜる手間はあるけど、その分、塗膜がしっかりしてて、長持ちする。
正木建装がこの2液性シリコン塗料を付帯物に使うのは、まさにこの「長持ちする」っていう点を重視してるからなんです。
たとえば、1液性の塗料だと、5〜7年くらいで色あせや剥がれが出てくることがありますが
2液性シリコンなら10年近くしっかり持つこともある。
つまり、塗り替えの頻度が減るってことなんで。これって、長い目で見たらコストパフォーマンスが凄く良いってことなんですよ。
最初にちょっとだけコストがかかっても、後々のメンテナンス費用を考えたら、断然お得です。
さらに、2液性シリコン塗料は密着性も高いから、付帯物のような細かい部分や素材が違うところにも、しっかりと塗膜がついてくれる。これって、見た目の美しさにもつながるし、塗装のムラが出にくいっていうメリットも有ります。だから、仕上がりもキレイで、長くその状態を保てるって訳です。
結局のところ、正木建装が付帯物に2液性シリコン塗料を使うのは、「見えにくい部分こそ、しっかり守る」っていう考え方があるからなんです。家全体の耐久性を高めるためには、細かいところまで手を抜かないことが大事。
だからこそ、ちょっとしたこだわりが、長く快適に暮らせる家づくりにつながっていくんだと思います。



