#正木建装 京都市西京区にてanonymous1様外壁塗装をウルトラSI ( 耐候年数16年 ) 屋根塗装を無機塗料 ( 耐候年数20年 )- 屋根下塗り -

2025.07.21

京都市西京区にてanonymous1様外壁塗装をウルトラSI ( 耐候年数16年 ) 屋根塗装を無機塗料 ( 耐候年数20年 ) の塗装工事です。

屋根塗装の下塗りから作業させて頂きたいと思います。
今回のスレート屋根の差材はアーバニーというもので塗装には不向きと言われていますが
足元を気を付けて作業する事で塗装作業は十分可能です。

そして、表面も無機塗料は大変硬質で塗るタイル仕上げと言われる程です。
作業をしている私の主観ですが、磁器の食器を思わせるほどシッカリした仕上がりになります。




とはいえスレート素材の屋根なので劣化による割れが御座いました。
コチラの処理から進めていきます。

幸いにも欠落した屋根の欠片は全て雨トユに入っていたので良かったです。
その欠片も一つ一つバケツの水で綺麗に清掃してから接着していきます。
何時も通り耐熱性のあるエポキシボンドで下地を綺麗に清掃をして重なり部分が埋まらない様に接着させて処理していきました。




今回は、無機塗料ですので撥水性がかなり長期間に優れていますので雨トユも大きなモノに交換します。

先行で雨トユを撤去して頂いています。
ですので、今回は屋根先のカラクサも下塗りする事が楽に進めていけます。



そして、下塗りですが
今回も、プレマテックス社製の有機無機ハイブリットEPOを仕様していきます。
過去には、普通の2液性エポキシ下塗り材を使っていましたが
素地の傷み具合によっては2~3回塗り重ねないといけなかったのですが
この下塗り材は一回でガッチリ浸透密着して下塗りの時点でかなり強固になりますので安心です。






ですので従来なら写真の様な現象ですともう一度塗り重ねていた所ですが
このまま中塗りをしても全く問題無く艶もムラなく均一に仕上がります。






また、錆止めの効果も有りますので板金部分に塗装しても全く問題ありません。



屋根足場のジャッキ下部分も先行で塗装して中塗りの作業です。

屋根の塗装って、見た目をきれいにするだけじゃなくて、家を長持ちさせるためにもすごく大事なんですよね。特に屋根材がアーバニーの場合、下塗り材の選び方が仕上がりや耐久性に大きく影響してくるんです。そこで、正木建装ではプレマテックスの無機有機ハイブリッド下塗り材を採用しているんですが、これにはちゃんとした理由があるんです。

まず、アーバニーという屋根材は、スレート系の中でも独特な質感と構造を持っていて、一般的な下塗り材では密着性や耐久性に不安が残ることがあるんです。特に経年劣化が進んでいる場合、表面が粉っぽくなっていたり、細かいひび割れが出ていたりすることもあります。そうなると、ただ塗るだけではすぐに剥がれてしまったり、塗膜が浮いてしまったりするんですよね。

そこで登場するのが、プレマテックスの無機有機ハイブリッド下塗り材。これ、名前はちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、要は「無機」と「有機」のいいとこ取りをしたハイブリッドな塗料なんです。無機成分は紫外線や熱に強くて、長持ちするのが特徴。一方で、有機成分は柔軟性があって、屋根材の動きに追従しやすいんです。この2つを組み合わせることで、アーバニーのような繊細な屋根材にもピッタリな性能を発揮してくれるんですよ。

さらに、この下塗り材は密着性が抜群。アーバニーの表面にしっかりと食いついて、上塗り塗料との相性もバッチリなんです。これによって、塗膜の剥がれや浮きといったトラブルを防ぐことができるので、結果的に塗装の寿命がグンと伸びるんですよね。しかも、プレマテックスの製品は信頼性も高く、実績も豊富なので、安心して使えるというのも大きなポイントです。

もちろん、下塗り材だけで全てが決まるわけではありませんが、土台がしっかりしていないと、どんなに高性能な上塗りを使っても意味がないんです。だからこそ、正木建装ではアーバニーの塗装において、この無機有機ハイブリッド下塗りを標準仕様として採用しているんです。お客様の大切な住まいを長く守るために、見えない部分にもこだわる。それが、私たちの仕事に対する姿勢なんです。

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